奈良奉行所出土品からみる陶磁器交流史 2月17日
予報通りに冷え込みが厳しい 二三日前の汗をかくほどの陽気はどこに行ったのだろう 朝飯を食べて 寒いからバスにしようかそれとも歩こうかと悩んだ まぁ歩いてみようと家内と会場まで歩いた 今日は奈良女子大学準教授武藤康弘氏の「奈良奉行所出土品からみる陶磁器交流史」全4回の最終回だ 今日のテーマは『陶磁器から見た東西の文化交流』だ 毎回三台ものVAIOとプロジェクター一式 それからご自分の陶磁コレクションを持参されての講義だ 頭が下がるなぁ 景徳鎮などの中国の陶磁器がヨーロッパで「チャイナ」と呼ばれて上流社会で珍重された それが明から清への政権の交代のとき中国の陶磁器の輸出が途絶えて 代替として日本の「伊万里」の輸出が始まった それと同時に ヨーロッパの地元で より安価な陶器を作ろうという機運が生まれた それがデルフト陶器の始まりだという 肝心の磁石(じせき)が無いので陶土で成形して 白土の化粧土を掛けて陶器なのだが磁器のように見せている そしてその上に文様を描いている このようにして ヨーロッパの陶磁はまず景徳鎮や伊万里を写すことから始まった そしてその後の歴史は「ポンパドール様式」「マリーアントワネット様式」「アンピール様式」と変遷して「アールヌーボー」「アールデコ」に繫がっていく このようにして 今日の講義は文化史の講義になったのでした 思えば 近鉄の美術画廊では毎年「アールヌーボーのガラス展」をしていますが ガレのガラス器当然ですが そこにラリックのガラスやさらにはウランガラスまで アールヌーボーからは はみ出すものまで混ぜ込んで展示していましたなぁ あんないい加減な画廊の担当者にも勉強してもらわな いけませんなぁ 視野が少し広まったように思える講義でした そして終わって外に出たら 雪華が風に舞っていました by ikutayasuhiko | 2009-02-17 17:47
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![]() by ikutayasuhiko カテゴリ
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